夏休みも終わりました。楽しみにしていた内定式(10月1日)は台風の影響で中止にな
り、しょうがないと思いつつも少し寂しいです。豪雨や台風、自然にはかなわないとわか
りながら被害状況を見ると心が痛み少しもどかしい気持ちです。
今日はアルバイト先でのお話をしようかなと思います。私は新しくはいってきた新人の高校生に仕事を教えています。人と話すことは好きだし、人見知りというわけでもないのです。だから一緒に仕事をする仲間を心待ちにしていたし、高校生という少し歳の離れた存在にわくわくしていました。自分の妹より年下の子と話すこと自体久々でしたが、そう難しいことはないだろうと感じていました。ですが思ったよりうまくいかないことばかりで、教育(指導?)に苦戦しました。ただ自己成長にも繋がり、いい経験になったよっていう話です。
自分とまったく違う立場の人に教えることってとても大変だし、同じ目線に立ち考えることの大事さを実感しました。伝えたいことがなかなか相手に伝わらない、今まで新人(大学生や社会人経験者)に教えていたやり方で同じように説明しても全く理解してもらえないことが多く、自分も相手も混乱してしまいました。思い切って教え方を変え、基礎・基本から丁寧にゆっくり仕事のやり方もこれまでと違った角度からか教えました。その結果伝えたいことが伝わり理解してくれました。
一つのことを教えるのにも一人ひとりにあったアプローチ方法があり使い分けることで確実に伝えることができるというのもわかり
ました(例えば、1から順番に教えていくORゴールから教えていくなど 本来やらなければいけない仕事をこなしながら、お客さんも見て新人に教える、、、素直にただただ自分の負担が増えるだけだと感じました。でも実際は自分の行動を見直すきっかけになり、
責任感も身につきました。仕事の優先順位を考えられるようになったり自分の作業効率や質も向上したりさまざまな視点からの教え方・考え方も身につきました(まだまだ勉強中
)。もちろん大変なことも多く、自分のこと、お客さんのこと、後輩のこと全てを完璧にこなすことができないときもありました。教える立場を経験したことで、教えてくれている人の負担も感じることができ、その時間の重さも感じることができました。自分のことを犠牲にして、何かを教えてくれているのだから、こちらも全てを吸収するつもりで学んでいかないとなと思いました。
来年の四月から新社会人ではじめはたくさん教えてもらうことがあると思いますが、今回の経験を通して感じたこと・考えたことを大切にしていきたいです。なにか自分の教育?エピソードとかあったら教えてほしいです。後期のゼミがそろそろ始まりますが、卒論完成に向けてみんなでがんばりましょう!!