2018年11月22日木曜日

おっちーあさみの忘れっぽいじいちゃんとのお話

最近は寒くなってきてマフラーを巻くか巻かないかで毎朝迷ってます。みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

そろそろ年末になってきたので、たまには自分の家族について目を向けてみようと思います。ということで私の祖父についての話をします。

私の祖父は「忘れっぽいじいちゃん」です。忘れっぽいといえば、お茶目な感じがしますね笑 
祖父は軽度の認知症で、この1年でかなり症状が進行したように思います。

忘れっぽいじいちゃんとのコミュニケーションは非常に面白く、難しく、大変です。
今日はこんなことがありました。
私は家でメダカを飼っているのですが、みなさんメダカのごはんをご存知でしょうか。メダカの基本的な餌は、魚っぽい香りのする粉状のものです。うちは毎日それをあげています。ところが今日は帰ってきたら、水槽が泥水色に濁っていて全く魚が見えない状態でした。私は一日中家にいたじいちゃんに聞くと、「真っ黒じゃないか、どうしたんだ、魚はどこに行ったんだ」と驚きました。ところがしばらくみんなで、どうしてこうなったんだと水槽を掃除しながら話していると、じいちゃんは突然「あ、それか、さっきお腹が空いていたようだからこれをあげたんだ」といってコーヒー豆を示しました。「ちゃんと食べれるように豆を挽いておいたぞ」と自信満々に言いました。じいちゃんは濁った水槽に驚いたこと、今まで専用の餌をあげていたことを完全に忘れていました。

このようなトラブルが日々起こり、そして忘れる速度は進行していきます。時には自分は忘れないというプライドを持っていたり、自分の記憶と異なることを言われると機嫌が悪くなったりします。

何回か私も苛立ったこともありますが、怒っても仕方がないと思い、自分を少し変えてみようと思いました。今、私はじいちゃんの記憶に一度寄せてみることにしています。今回は、驚いたことを忘れたことに対して、「なんだーそうだったのか!」と今、私も事実を知りましたという感じで言ってみました(対応が合ってるかわかりませんが笑)。そしてコーヒー豆をあげたことに対して、「メダカってコーヒー飲むのかな調べてみよっか」と言ってから「食べないみたいだよー」とじいちゃんに報告したら納得してくれました。(今回だけかな?)

今までは、文化の違う人(海外・国内)とのコミュニケーションを、異文化コミュニケーションと思っていました。しかしこれからの時代、忘れっぽいじいちゃんやばあちゃんとのコミュニケーションもまた、ある意味で異文化コミュニケーションに入るのではないかと思う今日この頃です。

そろそろ年末ですし、家族に目を向けること、家族に感謝することもたまにはしないとですね。魚もみんな元気に生きています。ペットも家族ですね!
いつもありがとう!(^^)笑笑

0 件のコメント:

コメントを投稿